ボウサイについて考える　その２

前回の「ボウサイについて考える　その１」では、防災対策と防災グッズについて考えてきましたが、
今回は新聞店として「新聞を使ってできる避難生活グッズ」を紹介します！
”いつもは読むだけ”の新聞ですが、災害時にはとても役立つんです。
■防寒として・・・腹巻代わりに体に巻いて防寒にしたり、服の下にクシャクシャにした新聞紙を入れると暖かくなります。
よく揉みほぐしてから入れると空気の層が生まれて保温され、着心地もよくなります。
■簡易トイレ・・・家にある靴箱に、レジ袋をかけ丸めた新聞紙を敷き詰めると出来上がり。使用後は袋ごとすっぽり替えれば衛生的ですね。（空き箱や段ボールなどでも作れます）

■新聞紙スリッパ・・・地震などで床にガラスの破片などが散乱している状況で手近に履物がない場合、助かります。
簡単に作れるのが魅力です。新聞紙を半分の大きさで作れば子供用になり、余った新聞紙や段ボールを底に入れて補強すると良いです。
　　←こどもウィークリーで作った子供用スリッパです！
■食器として・・・新聞紙で形をつくり、その上にポリ袋やラップ・アルミホイルを被せれば簡易食器の出来上がり。洗う必要がないので重宝します。
←コップとお皿を作ってみました！
■丸めて添え木に・・・１日分を折り畳んでケガをした場合の添え木代わりになります。新聞紙って意外と頑丈なんです！
■新聞紙とゴミ袋で布団に！・・・ゴミバケツ用ポリ袋によく揉みほぐした新聞紙を入れ簡易布団に。
この中に足を入れると空気の層が熱の放散を防ぎ暖かくなります。
■新聞紙とビニール袋で枕に・・・新聞紙を次々と丸めていき、大きめのビニール袋に詰めて口を縛ると完成。新聞が入ってることで頭を固定してくれます。頭もよくなりそうな気がする・・・（笑）
■いざという時、燃やせる！・・・暖をとるのは必要ですよね(^_^)

その他にも多用途の「新聞」ですが、ちょっとした工夫で避難生活が過ごしやすくなります。新たに買い足さなくてもいつもそこにあるもので作れるのが嬉しいですね。新聞紙スリッパなどは、作り方を覚えていなくてもそういうものがあったんだと分かってるだけで、心強いと思います。
読み終わったらすぐ処分せずに、少し残しておくことをおすすめします！