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書籍『振りきった、生ききった「一発長打の大島くん」の負くっか人生』緊急追悼出版

振りきった、生ききった

「負くっか」(=負けるもんか)と生ききった人生

がん闘病の末、6月30日に亡くなった元野球選手の大島康徳。高校生で始めた野球で1969年にプロ入りし、中日ドラゴンズではホームラン王を獲得、2度のリーグ優勝も経験した。ファイターズ移籍後には最年長で2000本安打を達成(当時)、引退後は監督としてチームを率い、2006年の第1回ワールドベースボールクラシックでは打撃コーチとして世界一に貢献した。

華々しい経歴の裏には、もちろん苦悩や挫折もあったが、それさえも持ち前の明るさで乗り越えてきた。2016年に大腸がんで余命1年の宣告を受けたあとも野球評論家として活躍すると同時に、がんと共に生きる姿も隠さずブログに綴るなど、常に前向きに生き抜いた姿に励まされた人も多い。

そんながむしゃらな野球人が綴った自伝。野球ファンなら目に浮かぶ、あの試合、あのシーン、あの選手の裏話も嬉しい。

新聞連載の終了を待たずに逝った著者の希望に沿って、緊急追悼出版する。

●まえがき「負くっか人生」生ききった
●第1章 スポーツ万能少年だった子ども時代
●第2章 中日に入団、「一発長打の大島くん」と愛されたセ・リーグ時代
●第3章 日本ハムに移籍したパ・リーグ時代
●第4章 解説者、侍ジャパンコーチ時代
●第5章 大腸がんの公表と「共存」
●あとがき 最後のことば

■振りきった、生ききった 「一発長打の大島くん」の負くっか人生

■四六判 並製 220頁程度 巻頭カラー

■定価1540円(10%税込)

8月下旬発売予定

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